カウンセリング当日

カウンセリング当日

そしてとうとう、待ちに待った美容整形のカウンセリング当日がやってきます。
まだ美容整形をするわけではなく、ただ美容整形外科医と話をするだけでしたが、初めて美容整形外科に行く私はとても緊張しました。
前日は眠れなかったほどです。
美容整形で綺麗な二重になり、見も心も美人になった自分を想像したり、
はたまた一重が頑固すぎてプチ整形では二重にならないと言われたらどうしよう、
またお金を貯めねばならない、と恐怖したり、そんなことを考えていると明け方まで眠れないのでした。
美容整形外科は、病院と言えども独特の重々しい雰囲気がありませんでした。
まるでちょっとしたホテルのロビーのような受付であり、待合室です。

私は受付嬢にカウンセリング予約していることを伝え、順番を待つことになりました。
待合室には沢山の人がいます。

多くが女性ですが、中には男性もいます。
若い人もいれば、高齢の人もいます。
美容整形は今や誰もがすることになった、それを私は美容整形外科の待合室で実感したのでした。
美容整形の待合室には雑誌や、美容整形に関するパンフレットのようなものが置いてありました。
私はその一枚を取り上げて読みます。
そこには、美容整形で一番人気が高いのはプチ整形の二重手術だと書かれていました。

まさに私が今からしたいと思っている美容整形です。
日本人に一重まぶたの人は多いですが、二重にしたい人はとても多いようです。
私はそんなことを知り、見えない仲間が沢山いるような気持ちになったのでした。
プチ整形の二重の次に人気の高い美容整形は、鼻を高くする美容整形のようです。

そう言えば、私だって鼻の低さはコンプレックスです。
ただ一重のコンプレックスのほうが強いために、鼻のことを思うよりも目に考えがいくのでした。
二重にしたら今度は低い鼻の美容整形もしたいかな、なんてまだ二重の美容整形もしていない時点から私はそんなことを考え出していたのでした。

考えるだけで、気持ちが高ぶります。

美容整形外科の探し方

美容整形外科の探し方

私はインターネットで検索し、そして雑誌なども読み漁り、
有名な美容整形外科で美容整形することに決めました。
有名な美容整形外科ならば、安心して初めての美容整形が受けられます。

美容整形なんて、ましてやプチ整形なんていまどき多くの人がしていることです。
それは分かっていても、初めて美容整形をするとなるととても緊張してしまいます。

だからこそ有名な美容整形外科で手術しようと私は思ったのでした。
しかも、ここは大都会です。
関西で生まれ育った私にとって、都内は大都市と言うイメージがあり、

日本の中心部で有名な美容整形外科医に世話になる事実は、私をこの上なく明るい気持ちにさせました。
美容整形をして、顔も心も美人になろう。
美人になれる。
私は浮き立つ思いを抑え、目的の美容整形外科に電話で予約を入れました。
電話に出たのはとても感じの良い女性で、さっそく私に安心感を与えます。

二重のプチ整形をしたい、と言うとまずはカウンセリングをしようとのことでした。
カウンセリングと美容整形手術は同時に行える場合もあるようですが、

カウンセリングと美容整形手術を別々の日にすることで、本当に美容整形したいか考える時間が作れると言います。
私は雑誌で読んだそんな知識を活かし、カウンセリングの日はカウンセリングだけにしました。
有名な美容整形外科とは言え、もしも嫌な美容整形外科医に当たれば違う美容整形外科に行くことだって出来ます。
正直、美容整形は本当に沢山あります。

有名な美容整形も沢山あり、無名の美容整形外科も沢山あります。
私には選ぶ先が贅沢なほどあるのです。

何も決めた美容整形外科で必ず美容整形せねばならないわけではないので、私はちょっと気持ちを楽にしました。
カウンセリングだけと言えども、どこか緊張します。

まさかひどい一重なので、プチ整形では二重に出来ないと言われやしないか?
時間があると浮かれたり心配したり、美容整形のことばかり考えるのでした。

一重から二重へ

一重から二重へ

20年間我慢してきた一重です。
あと2ヶ月くらい、まだ我慢できるはずです。
私は美容整形のために、10万円を貯めることにしました。
学業に影響の出ない範囲でバイトに精を出さねばなりません。
何と言っても、学費などの全ては親が出してくれているので、学業を疎かにして良心を裏切るようなことだけは出来ませんよね。
私は美容整形のために、求人誌を見ました。
高校生のときと違い、バイト選びも楽になりました。

高校生のときには、平日の午後か週末しかバイトに入れないため、受け入れてくれるバイト先は少なかったです。
しかし大学生にもなると時間に余裕が出来るので、バイト先の選択も自然広がります。
私は時給800円のクリーニング受付をすることにしました。
家から近いですし、仕事内容も簡単そうです。

時給も高くはありませんが、高校生のときの750円を思えば良いほうです。
私はさっそく、美容整形のためにバイトすべく、クリーニング店に電話をして、面接をしてもらえました。
結果は見事採用で、すぐに仕事にとりかかることとなります。
ただ、クリーニング受付は思っていたよりも難しい仕事でした。
生地のことをしっかり覚えないとお客様から正しい料金が請求できませんし、

汚れ具合を判断出来ねば落とせる汚れも落とせない結果になります。
最初は失敗の多い仕事で、私はめげてすぐにやめたくなりました。
しかし、このバイトをやめればまた新しいバイト探しをしなければなりませんし、その時間だけ美容整形が遠ざかっていきます。
ただただ美容整形で本物の二重になりたいために、私は慣れない仕事を頑張りました。
最初は嫌で仕方なかったバイトですが、1ヶ月もするころにはかなり慣れてきて、スムーズに仕事をこなせるようになっていました。
月6万円程度稼げていたので、予定通り2ヶ月で10万円を貯めることが出来ました。
これでとうとう、待ちに待った美容整形が出来て、私は本物の二重に生まれ変わることができます。

ブランド美容整形

ブランド美容整形

本当は夜の仕事をして、美容整形代を短期間で稼ぎたいと思っていました。
大学の友人の中には夜の仕事で月10万円以上稼いでいる人が沢山います。
とにかく早く美容整形をしたかった私は、時給の高いバイトを探しましたが、さすがに夜ほど良い時給のバイトはありません。
かと言って、両親に内緒で夜のバイトをするとなると、良心が咎めます。

美容整形をするだけでも内緒で勝手にするのですから、その上両親が嫌がる仕事で美容整形代を稼いではあまりにも申し訳ない気がしました。
それでなくても、私が大学へ進学することを反対していた両親です。
なのに、大学費用などの全てを仕送りしてもらっています。
それを思うと、私はやっぱり夜のバイトが出来ないと思うのでした。

今すぐにでも美容整形したいのですが、仕方ありません。
コツコツと働いて、お金を稼ぐことにしました。
目標は4万円―そう思っていたのですが、いざ美容整形が現実的になりインターネットなどでその情報を調べてみると、もう少し高くても良いから名前の知れた美容整形外科で美容整形をしようかな、と言う気持ちになってきました。
私が目をつけていた4万円で美容整形の二重手術ができる美容整形外科は、あまり聞かない名前の美容整形外科です。
せっかく一生物の二重まぶたを作るならば、名前の有名な美容整形外科にしてみようか…私の考えは変わったのでした。
名前の有名な美容整形外科はどこも、相場と思われる料金より少し高いです。
しかし、それはブランド名ですよね。

何でもブランドものは高いのです。
そしてブランドだからこそ、他にはない信頼が置けることもあります。
私はとある美容整形外科を見つけて、そこで二重の手術を実施しようと思いました。
4万円かと思っていた美容整形ですが、10万円になってしまいました。
しかし、頑張ってバイトすれば2ヶ月程度で稼げる金額です。
20年間我慢してきた一重なのですから、あと2ヶ月の我慢も出来るはずです。

未成年の美容整形

未成年の美容整形

未成年のうちは美容整形できない、私は潔く諦めました。
美容整形を許してもらえるまでいつまでもしつこく親に懇願するつもりでしたが、母に泣かれてしまってはもう言う言葉もありません。
親の古い考え方にうんざりしながらも、どうして美容整形で心まで綺麗に出来ることを理解してくれないのか、腹立たしい気持ちにもなりました。
せっかく貯めた4万円は、仕方なく美用品に使いました。
美容整形しない限りこの目が二重になることはないと思っていましたが、それでも一縷の望みをかけて「二重になる」とうたわれている数々のグッズを購入します。
二重のラインの型をまぶたにつけられる小さな機械のようなものや、記憶形状型の二重ノリなど、あらゆるものを買いました。
しかし、やはり私の頑固な目が二重になることはありません。
二重グッズで実際に二重になる人もいるでしょうが、私の場合は無理なようです。
日々二重グッズを試しながらも、私は高校を卒業し、大学へ進学、そして二十歳の誕生日を迎えました。
大学は地元関西京都から離れた東京です。
もちろん、一人暮らしです。
未成年ではなくなり、一人暮らし、最高の美容整形環境が整いました。
地元ではないので、万が一にも美容整形外科に出入りするような姿を親の知り合いにキャッチされる心配もありません。
しかし、私はそのとき美容整形をするだけのお金を持ち合わせていませんでした。
一人暮らしのせいで、生活はカツカツだったのです。
親の仕送りだけに頼っていたため、美容整形代なんてありません。
ましてや、美容整形を反対している親に美容整形代を出してもらうわけにもいかず、私はまた美容整形のためにバイトを始めることにします。
割の良いバイトは夜のバイトですが、美容整形を反対するような頭の固い両親が許すはずありません。
ばれないからと言って、親が嫌がる職種のバイトをわざわざするのも申し訳なく、私は何か他のバイトを探すことにしました。
美容整形をするだけでも、反対している親には申し訳ないのですから。

4万円の美容整形

4万円の美容整形

美容整形のために、私はお金を貯めました。
大人になってからしようと思っていたのですが、実際にお金が貯まると今すぐにでも美容整形で二重になりたい気持ちが溢れてきます。
私は美容整形について、インターネットで調べました。
いろいろな美容整形外科があり、その中で特に安い価格でプチ整形の二重をしている美容整形外科に目をつけました。
4万円あれば二重にしてもらえることを確認し、私は母に美容整形のことを話します。
当然、母は猛反対しました。
もともと母はとても真面目な性格ですし、父はとても厳格な人です。
どちらも古風な考え方を持っているので、とても美容整形を許してもらえるとは最初から思っていませんでした。
しかし、未成年が美容整形するならば、両親の許可が必要なのです。
プチ整形するならば、お金があるだけではだめなのです。
私は両親に怒られるのを覚悟で、美容整形がしたいことを話し続けました。
料金はたったの4万円で済むし、そのためにバイトをしてお金は既に用意出来ているとアピールします。
そして、美容整形と言ってもプチ整形はちょっとしたもので日帰りできるしメスも使わない簡単なこと、と力説しました。
インターネットで調べ上げた美容整形のプチ整形知識を大いに訴えます。
しかし、両親が首を縦に振ってくれることはありませんでした。
そしてある日母は涙ながらに、「そんなに自分の顔が嫌いなのか?
」と私に聞きました。
母に泣かれては、私ももうこれ以上美容整形のことを言う気になれませんでした。
確かに親からもらった顔ですが、美容整形をすることが悪だとはとても思えません。
美容整形は心の傷やコンプレックスも治してくれる、治療なのではないでしょうか。
私は一重で自信のない顔を二重にすることで、もっと自信のある輝いた毎日を送れると確信していました。
しかし母に泣かれては、もう言う言葉がありません。
考え方があまりにも違うため、未成年のうちに私が美容整形することは無理だと分かりました。

美容整形

美容整形

私は美容整形手術を受けて、人生が変わりました。
それまで、一重まぶたの目がとてもコンプレックスでした。
二重になるノリなどのメイク用品でまぶたを持ち上げて目を大きくしてみても、どうも不自然な顔になります。
たまに友達の中で、成長の過程で勝手に一重まぶたが二重まぶたになる人がいます。
しかし、私にはそんな淡い夢さえありませんでした。
と言うのも、私の両親は共に立派な一重まぶたなのです。
成長の過程で勝手に二重まぶたになる人は、たいがい親のどちらかが、あるいは両方が綺麗な二重まぶたでした。
一重まぶたでも目が大きくて可愛い人はいっぱいいますが、私の場合はまぶたがとても腫れぼったく、糸のような目です。
二重になるメイク用品を使っても、なかなか大きな目を作ることは出来ないのでした。
そんな日々を過ごしているうちに、私は将来美容整形をしようと思い立ちます。
それは高校2年生のことでした。
二重ノリで目を二重まぶたにしても、それは不自然な二重ですし、違和感があります。
まぶたは腫れますし、痛みもあり、皮膚が伸びてしまいます。
私はいずれ美容整形をするために、バイトをしてお金を貯めました。
当時、美容整形界にはプチ整形と言われるものが登場してきた時期でした。
今までの二重の手術ならば切開しなければならず、ものすごく腫れる上に両目で30万程度しましたが、プチ整形ならば4万円程度で二重を作ることが出来ます。
まぶたを切開する必要もなく、まぶたの裏に特殊な糸を入れるのです。
腫れも少なく日帰りできる美容整形で、翌日からメイクも可能と言います。
私はお金が貯まればすぐに美容整形しようと思い、さっそくバイトを始めました。
高校生だったので出来るバイトも限られていて、コンビニエンスストアのスタッフをしましたが時給は750円です。
月2万円程度を稼ぎ、その中でお小遣いをやりくりし、アルバイトを始めて4ヶ月目には念願の美容整形を貯めることが出来ました。

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