未成年の美容整形

未成年の美容整形

未成年のうちは美容整形できない、私は潔く諦めました。
美容整形を許してもらえるまでいつまでもしつこく親に懇願するつもりでしたが、母に泣かれてしまってはもう言う言葉もありません。
親の古い考え方にうんざりしながらも、どうして美容整形で心まで綺麗に出来ることを理解してくれないのか、腹立たしい気持ちにもなりました。
せっかく貯めた4万円は、仕方なく美用品に使いました。
美容整形しない限りこの目が二重になることはないと思っていましたが、それでも一縷の望みをかけて「二重になる」とうたわれている数々のグッズを購入します。
二重のラインの型をまぶたにつけられる小さな機械のようなものや、記憶形状型の二重ノリなど、あらゆるものを買いました。
しかし、やはり私の頑固な目が二重になることはありません。
二重グッズで実際に二重になる人もいるでしょうが、私の場合は無理なようです。
日々二重グッズを試しながらも、私は高校を卒業し、大学へ進学、そして二十歳の誕生日を迎えました。
大学は地元関西京都から離れた東京です。
もちろん、一人暮らしです。
未成年ではなくなり、一人暮らし、最高の美容整形環境が整いました。
地元ではないので、万が一にも美容整形外科に出入りするような姿を親の知り合いにキャッチされる心配もありません。
しかし、私はそのとき美容整形をするだけのお金を持ち合わせていませんでした。
一人暮らしのせいで、生活はカツカツだったのです。
親の仕送りだけに頼っていたため、美容整形代なんてありません。
ましてや、美容整形を反対している親に美容整形代を出してもらうわけにもいかず、私はまた美容整形のためにバイトを始めることにします。
割の良いバイトは夜のバイトですが、美容整形を反対するような頭の固い両親が許すはずありません。
ばれないからと言って、親が嫌がる職種のバイトをわざわざするのも申し訳なく、私は何か他のバイトを探すことにしました。
美容整形をするだけでも、反対している親には申し訳ないのですから。

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