同じ目的の仲間

同じ目的の仲間

美容整形外科の待合室でカウンセリングの順番を待っていると、顔中に包帯を巻いた人がいることに気付きました。
私は今からプチ整形で二重にするだけですが、その人は顔全体の美容整形をしたようです。
きっと痛いでしょうし、それよりも顔全体を美容整形するなんてとても勇気とお金がいったはずです。
きっと私のようにお金を貯めて、念願の美容整形をしたに違いありません。
今は包帯でグルグル巻きの顔ですが、その包帯を取るころには見違えるような美人な自分が鏡に写るのです。

私はまるで本人になったような気持ちで、そのことを想像したのでした。
容姿でいじめられる人はいます。
しかし、容姿なんてどうにもならないことです。
それでいて、子供時代に意味のないいじめを受けて、心に傷を負う人はきっと沢山いるでしょう。

そんな人たちにとっても、美容整形は救いの魔法なのではないでしょうか。
いじめられていた原因である顔が変わることで、過去と決別できるはずです。
するとトラウマや心の傷が癒え、毎日を楽しく過ごせるようになるのです。
美容整形は外見を良くして、心も良くしてくれるのです。
外見だけ綺麗にしても中身が綺麗じゃないとダメ、とよく言いますが、心と体は繋がっています。
心が悩めば胃が痛みますし、ストレスで美容気になることもあります。

悲しくても笑っていれば心が癒えますし、涙が出てしまえば気持ちも溢れ出ます。
だから外見を良くすることで、心も良くなるのは当然のことなのです。
私は包帯で顔をグルグル巻きにしている人のコンプレックスのことを考え、この人は今顔と同時に心も綺麗にしているのだと思いました。

私のプチ整形は家庭内では恐ろしいことのように言われてきましたが、

こうして美容整形外科の待合室にいると私は普通の女性でしかありませんし、包帯で顔を覆っている人の前では「ただのプチ整形」程度の美容整形です。
私はここにいる人たちがみんな、同じ目的を持った同志だと感じていたのでした。

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