並行二重

並行二重

私のカウンセリングの順番が来ました。

名前を呼ばれたときには、とうとうこの日が来た、と不思議な気持ちになったくらいです。
美容整形外科の先生は、思っていた以上に若い男性で、まだ30代のようです。
当時20歳だった私が言うのも生意気ですが、とても好青年な感じの先生で、人柄の良さが表れている人でした。
でした。
足しはプチ整形で二重にしたいと先生に訴えます。

この瞬間、ちょっと緊張しました。
「あなたの一重は頑固すぎてプチ整形では二重に出来ない。
本格的な切開手術で数十万円かかる」と言われるかもしれない、と危惧していたのです。

しかし先生は私の希望をあっさり承諾し、どのような二重にしたいか聞いてきました。
私のような頑固な一重でも二重にしてもらえる!私は嬉しさに声を上げそうでしたが、カウンセリング中なので質問に集中しました。
先生は大きな並行二重か、奥二重のような自然な二重にしたいか聞いてきました。
私はやるならテレビで見る女優さんのような大きな目にしたい、と思っていたので、大きな並行二重を希望しました。

先生は長い針金のような不思議な器具を持ってきて、私のまぶたに押し当てます。
針金がプッシャーとなり、私の目が二重になります。
その器具で二重を作りつつ、鏡を見ながら、どの程度の二重にしたいか先生と相談しました。
私は理想の二重ラインを訴え、プチ整形でその二重にすることを先生と約束します。

美容整形手術は、来週の予約となりました。
カウンセリングは無事終わり、私は帰宅したのですが、こんなに感じの良い美容整形外科ならばカウンセリングと同時に美容整形手術をすれは良かったと、少し後悔したのでした。
もうすぐ美容整形をする、本物の二重が手に入る、二重ノリともさよなら、そう思うと胸はワクワク高鳴るのでした。
美容整形のおかげで、私は新しい未来を歩めそうです。
今から美容整形で綺麗になった自分を想像して、私は一人笑っているのでした。

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